![](https://ems.ttsystems.com/ems-exo/wp-content/uploads/2023/07/STRATI-ARTZ-logo-1.png)
音のシミュレーションツール!
STRATI-ARTZ®(ストラティアーツ)は、積層材の音響特性(吸音率・透過損失)を予測するためのソフトウェアです。
軽快な計算アルゴリズムと豊富な材料データベース(日本音響エンジニリング提供)を用いることによって
手早く、簡単な試作レスの評価が、行えるようになります。
特徴 ~こんな方にオススメ~
◆ 音響材料の開発時の度に試作評価をしなければいけない…
⇒試作なしで評価が出来る!
◆ 目標値達成のためにどのような要素を変更すればいいか分からない…
⇒シミュレーションによる開発が可能になる!
強み
豊富な材料データベース
半世紀以上の歴史を誇る音のイノベーター『日本音響エンジニアリング』にて測定した様々な材料のパラメータが登録され、自由にお客様が材料を選択・組み合わせ、音響性能をシミュレートしていただけます。
導入事例
実際にSTRATI-ARTZを導入いただいた企業様の声を紹介しております。
「導入前の課題」や「導入後の効果」をご覧ください。(日本音響エンジニアリング様のWebサイトへのリンクです。)
三井化学:https://www.noe.co.jp/casestudy/amc-ms/strati-artz-mitsui-chemicals.html
ニチアス:https://www.noe.co.jp/technology/54/54news4.html
メーカー紹介
「ヒト・モノ・素材を感性と音響技術でつなぐ」音響計測技術と人の感性の両面から、お客様の課題解決に向けたソリューションをご提案します。
・TV、ラジオ局をはじめとした多くのスタジオの音響設計・施工管理において豊富な実績
・時代の流れに応じ、独自の計測技術を次々と開発し、その高い技術力は音響計測、建築音響、
航空機騒音、騒音対策など様々な領域で着実な成果を上げる
機能詳細
自由な積層構造をシミュレーション
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多孔質材料、非通気性弾性版、有孔板などの材料を自由に組み合わせることができ、
斜入射、統計入射など様々な入射条件における積層材料の吸音・遮音性能を
検討することが可能です。また、残響室法吸音率における面積効果の様な積層構造が、
有限サイズであることによって生じる影響についても考慮することができます。
Parameter study、Thickness study機能
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パラメータの変化に対する音響性能を視覚的に検討でき、実測データからその材料の
パラメータを推定することができます。
さらに、Thickness study機能は、圧縮・膨張させられた多孔質材料のパラメータを
推測し、その吸音率または透過損失を再測定することなしに計算します。
Single optimizer (add layer)、(modify layer)機能
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Single optimizer (add layer) 機能は、音響管で測定された多孔質材料の
垂直入射吸音率または垂直入射透過損失のデータから、材料パラメータすべてを
自動的に推定することができます。
この推定にMaterial search機能を用いて的確な初期値を設定することにより、
より精度のよい推定値を得ることができます。
一方Single optimize (modify layer) 機能はユーザーが任意に初期値できる
機能で、測定等で得られているパラメータからより良い値を推定することが
できます。
TAM-Viewer
伝達アドミタンス行列(Transfer Admittance Matrix)を求めることができます。
測定データからも伝達アドミタンスを得ることができACTRANのような
解析ソフトウェアの連携により、より柔軟な解析検討が可能です。
残響室法吸音率
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残響室法吸音率は、試料の面積によって得られる吸音率が異なり、
その値が1を超えてしまう現象がしばしば観測されるものですが、
STRATI-ARTZ®による計算値はその面積の影響も含んで予測できていることが分かります。
音響透過損失の予測
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日本音響エンジニアリングの音響透過損失計測システムによる実験値を比較したものです。
性質の異なる材料の積層構造であるにもかかわらず、STRATI-ARTZ®は、非常に良い精度で予測できることが分かります。
スペック
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