このようなお悩みはありませんか?
・機械から変な音がするけど、どこから鳴っているのか分からない
・およその音の位置は把握できたけど、正確な音源地が分からない
・どのような音の検知方法があるのか知りたい
製造現場では、機械や装置の運転中に異常音が発生することがあります。
そのまま放置をすると、トラブルが起きる可能性が高いため、早期の対処が非常に重要な課題となっています。 今回の記事ではそんな異常音の特定方法について4つ紹介したいと思います。
なお、異常音対処のメリット については下記の記事でも解説しているので、こちらも合わせてご確認ください。
1. 視覚的確認
異常音が発生した場合、まずは機械や装置を視覚的に確認することが大切です。
外観に異常があるか、部品がずれていないか、異物が混入していないかなどを確認します。
また、機械の動作中に異常な挙動が見られる場合は、動画を撮影することにより、後で確認することもできます。
しかし、目検のみで正確に特定することはとても難しいです。
2. 聴覚的確認
異常音が発生している場合、聴覚的な確認が必要です。
異常音の種類や音量、発生するタイミングなどを確認します。
また、機械や装置が発する正常な音にも慣れておくことが大切で、正常な音と異常な音の違いを聞き分けることが重要です。
しかし、こちらも先程の視覚的確認と同様に、聴覚に頼って正確な音の発生源を特定することは難しいです。
3. 振動計測
機械や装置の異常音は、振動からも検知することができます。
振動計測装置を使って、機械や装置から発生する振動を測定することで、異常な振動を特定することができます。
ただし、振動計測装置は専門的な知識や技術が必要な場合が多く、利用出来る人は限られるかもしれません。
4. 音響カメラ
音響カメラとは音をカラーマッピング化することで可視化ができるデバイスです。
中でも今回ご紹介したいのが、SoundGraphyという製品です。
SoundGraphyは手軽に音を可視化できる音響カメラです。
手のひらサイズで非常にコンパクトなため、持ち運びも簡単に出来ます。
先端のセンサーを可視化したい方向に向けるだけで、音の大きさを色としてタブレットに表示できます。
『いつでも』、『どこでも』、『誰でも』使えるので、効率的に異常音を検知することが可能です。
製品の品質検査や、工場・建設現場の騒音源探査、設備不具合個所の調査など、様々な場所や用途でこれまでに導入いただいております。
製品詳細ページは下記ですので、気になる方は是非チェックをお願いします。
今回は異常音検知について、4つの方法をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
異常音を特定し、適切に早期に対処することは非常に大切ですので今回の方法をぜひ参考にしていただければと思います。