
今回は富山県黒部市の「YKK AP30ビル」内に『ピッとレジ』を導入いただいたYKK AP株式会社様(以下 YKK AP)にインタビューいたしました。インタビューにご対応いただいたのはファシリティマネージャーの藤井さんです。
導入を決めるまでのお話しや、導入中・導入後のリアルな声もお聞きできたので『ピッとレジ』導入を考えている方の参考になればと思います。
■ YKK AP社員なら、社員証さえあれば食堂を利用できるのでコンセプトにぴったり
ー 今回ピッとレジを導入いただいた「YKK AP30ビル」の概要と、藤井さんの普段のお仕事について教えてください。

YKK AP30ビルは「個・組織・社会をつなぎ、経験と感動を共有する」をコンセプトに、自然環境およびそこで働く社員の健康に配慮した「杜(もり)の中のオフィス」を掲げています。製造部門の本部機能および本社機能の一部を有し、部門間と東京本社との連携を強化しています。またYKK APの歴史と理念を紹介するフィロソフィーホールを設置して従業員やお取引先様にYKK APブランドを発信するための拠点として活用しています。
私はファシリティマネージャーとして、YKK AP30ビルの方針・コンセプト・目指す姿を軸に、ビル全体の運営管理や、社員用カフェテリア、ラウンジの運営、お客様をおもてなしするエリアの運営と、新たな働き方の探求・検証を行い、情報発信と拠点展開を行っています。
ー ピッとレジを導入するきっかけはありましたか?
YKK AP30ビルは、上記の通りYKK APの新しい働き方を探求・検証し発信する拠点として、オフィスフロアだけでなく食堂等の環境も整えたいという想いがありました。YKK AP社員で社員証があれば、誰でも快適に働くことができ、食事ができる環境を作ること、みんなのYKK AP30ビルを実現することがきっかけでした。
■ クラウド一元管理は業務の効率化にもつながった!
ー 導入に反対の声はありましたか?

当初は「社員証を食堂決済に使うシステムは、業務工数が増える。」といった意見や「交通系電子マネーだけで良いのではないか」という意見もありましたが、社員であれば誰でも気軽に食事ができる、支払い方法を選択できる環境を作りたかったため、方法を模索していたところ、食堂委託事業の会社の方から『ピッとレジ』を紹介いただきました。
サービス内容を確認したところ、クラウドによる一元管理や、ネットワーク構成と高度なセキュリティ保護機能が求めていた内容と一致し、「これなら業務工数を削減でき、社員証決済と電子マネー決済の併用もできる」と確信しました。
社内外関係者の様々な意見や懸念点を払拭するため、何度も足を運び、数値や資料で説明を重ね、理解を深めていただき、少しずつ協力してくださる方々が増え、ようやく導入することができました。
ー 導入はスムーズにできましたか?
はい。スムーズに導入することができました。ネットワーク構成がシンプルで、設備工事関係者へもスムーズに伝えることができました。また、豊田通商システムズさんにはピッとレジ専門のチームがあり、システム更新や改善に対しても親身になって相談に乗ってくださいました。進捗管理も分かりやすく、時には新たなアイデアを提案してくださったり、いつも快く迅速に対応してくださいましたので、心配することなく導入できました。
■ シンプルな仕組みで、幅広い社員から好評の声
ー 導入後、社員の評判はどうですか?

幅広い社員から好評の声をもらっています。現在出社している社員の約9割が食堂を利用しています。当社に導入した『ピッとレジ』は交通系ICや楽天Edyも使用できますが、社員証の決済が最も多いです。社員証の決済はチャージが要らず、外部ネットワークの影響を受けることも殆どありませんので、若手からベテラン社員まで快適に利用しています。
ー 今後の展望を教えてください
”ピッとモバイル”など、まだまだ活用できていない機能も有効に活用していきたいと思っています。
また、導入後もピッとレジチームの皆さんとコミュニケーションをとり続けていて、更なる拠点展開や社員が利用しやすい方法を一緒に模索しています。
今後も変わっていくであろう環境や働き方に伴い『ピッとレジ』も進化してくれると思っていますので、豊田通商システムズさん、今後も期待しています!